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ここ数か月で読んだ本

すぐに読んだ本を忘れてしまうので、備忘録として。


↓東京の半導体メーカーに勤める田宮里江子は、ひょんな事がきっかけで、大学時代の親友の夫・長谷川岳志と10年ぶりに遭遇する。岳志は、親友の恋人でありながら、初対面でいきなりプロポーズしてきた男であった。彼女を取り巻くいろいろな人とのつながりや死に対する考え方が面白かった。買ったその日に一気に読んでしまうほど面白かった。

翼 (鉄筆文庫 し 1-1)

白石一文/鉄筆

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↓ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描いた小説。はじめは読みにくかったのだが、だんだんのめり込んでいけた。本でありながら音楽を聴いているような描写がすばらしかった。

蜜蜂と遠雷

恩田 陸/幻冬舎

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群馬と栃木の県境半径10キロという狭いエリアで、5人の少女が姿を消した。同一犯による連続事件ではないのか?というところから始まる。ノンフィクション小説だけに、やるせない気持ちが残った小説。

殺人犯はそこにいる (新潮文庫 し 53-2)

清水 潔/新潮社

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池井戸潤氏の小説は爽快感が違う。以下二つは娘が読み終わったものを借りて読んだ本。

アキラとあきら (徳間文庫)

池井戸潤/徳間書店

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映画で話題になり、読んでみたくなり手に取った小説。
高校生の主人公は病院で一冊の文庫本「共病文庫」を拾う。それは、クラスメイトの山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。
彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもなく、残りの日々を主人公と過ごしていき、男の子の考え方が変わっていくという物語。涙なしでは読めませんでした。
これらはどの本もおすすめ!





by snow-mama | 2017-11-20 05:15 |